女の子のお宮参りの服装はやっぱり着物!祝い着の柄や選び方・準備しておくものもご紹介

お宮参りは、赤ちゃんが産まれてから行うはじめての大切なビッグイベントです。

赤ちゃんの誕生に感謝する日本の伝統行事でもありますね。

赤ちゃんと家族にとって、大切なイベントを滞りなく行うためには、しっかりとした事前準備が必要です。

私は3人目ではじめての女の子を出産し、男の子とは違う服装や柄に込められた意味に最初は少し戸惑いました。

今回は、女の子のお宮参りならではの服装やその他に準備しておくものについてご紹介します。

女の子のお宮参りの服装は祝い着(着物)?選び方はある?

女の子のお宮参りに着る服装は、やはり着物がスタンダードです。

着物の中でも、華やかなさと気品あふれる優美な友禅模様が人気です。

女の子がお宮参りに着る柄の意味は、

① 御所車・花車:玉の輿にのれることを願う
② 毬:何事も丸くおさまり、大きくなっていくことを願う
③ 鈴:縁起の良さを願う
④ 熨斗・束ね熨斗:人と人のご縁や絆に恵まれることを願う
⑤ 鼓:『よく鳴る』と物事が『よく成る』とかけて女の子の美しさを願う
⑥ 糸巻き:一家の繁栄を願う

などが込められています。

男の子と女の子では描かれるモチーフに違いはありますが、どちらも子どもの幸せを願う気持ちが込められています

着物の柄の選び方ですが、お気に入りの柄だったり、かわいい柄を選んで着せてあげるのももちろんOKです!

それに加えて、こういった柄に込められた意味を踏まえて選び、なぜその柄を選んだのかということを大きくなった時に伝えるのも、思い出に残っていいですね。

女の子のお宮参りには着物以外に何を着せる?準備するものは?

赤ちゃん 

お宮参りの際、赤ちゃんは着物を着ますが、その内側の産着として、男の子も女の子も白羽二重(和装)を着用します。

白羽二重とは、真っ白な絹で織られた『内着』のことで絹を使っているので生地が美しく、光沢があり高級感や上品さがあるものです。

白羽二重の内着の上に、祝い着を羽織る『和装』がしきたりとされていましたが、白羽二重が高価なため、最近ではベビードレスや2WAYオールなどの『洋装』を内着として着せることも多くなっています。

ベビードレスは赤ちゃんが産院から退院するときに着せる方も多いので、お宮参りの際にそのまま着用する方もいると思いますが、もちろんそれでも全く問題ありません!

特別感が出る服装で、とってもかわいいですよ!

また、その他にもお宮参りの際には合わせて準備した方がよいものもあるので、そちらも合わせてご紹介していきます。

よだれかけ

赤ちゃんがせっかくの晴れ着を汚してしまわないように、よだれかけを用意しましょう。

縁起の良い絵柄が刺繍されていたり、フリルのレースがついた可愛いものもあるのでおすすめです。

私もお祝いでもらったかわいいよだれかけをつけました!

その姿で写真撮影するのもいいですね。

帽子

赤ちゃんには帽子をかぶせてあげると、晴れの日でも安心して外出することができます。

お宮参りは外に行く場合がほとんどなので、前もって帽子を準備しておくことをおすすめします。

お宮参りのよだれかけと帽子はセットで販売されていることが多く、男の子は白で、女の子はピンクなど色が選べるようになっています。

もちろん普段使いしている帽子などがあればそれでも十分ですよ。

こちらもかわいいものがたくさんあるので、記念になるものを着せてあげるといいですね!

女の子のお宮参りの祝い着(着物)は誰が準備するの?

お宮参り

祝い着(着物)を用意するのは、母方の実家であるという地域が全体的に多いです。

地域によっては父方が用意する所もあるようです。

一般的な傾向では、今も変わらず母方が多いようですが時代の変化によりパパママが用意するところも多くなっています。

最近では購入だけでなく、レンタルを選ぶ家庭も増えてきているので、あらかじめ店舗やネットで調べておくのも必要ですね。

レンタルであれば購入するよりも、安く手に入れられますが、バリエーションが少なかったり、在庫が決まっている場合が多いので、早めに予約しておくことをおすすめします。

まとめ

関西出身の私も、一人目の男の子の出産の際には母に祝い着や小物、帽子、スタイをセットで購入してもらいました。

3人目の娘出産の際には、祝い着(着物)は私自身が赤ちゃんの頃に着ていたものを使用しました。

着物は、お手入れ・保管状況次第では20年30年ときれいな状態で残すことができます。

代々受け継がれていくことも、とても嬉しく思い出に残りますよ。

時代は変わっても、お宮参りという行事は引き継がれています。

形やしきたりは変わっていっても、すくすくと大きくなってほしいという子どもを思う気持ちは変わりません。

お宮参りでは、日程やしきたりにこだわりすぎず、家族のスケジュールや赤ちゃんやお母さんを最優先に、思い出に残る1日にできることが一番です。

そのためにも、当日に向けて余裕をもって準備しておきましょうね。

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