お宮参りとお食い初めはどう違う? 一緒にやる場合・やらない場合のメリットも

生後30日頃と生後100日頃に行われる赤ちゃんのための伝統行事として、お宮参りとお食い初めがあります。

赤ちゃんにとっても、家族にとっても、両方ともとっても大事な行事ですよね!

最近ではお宮参りとお食い初めを一緒に行うことが増えているそうですよ。

私も3人子どもがいますが、3人ともお宮参りとお食い初めを一緒にしました。

そこで今回は

・お宮参りとお食い初めはどう違うのか
・お宮参りとお食い初めを一緒にするメリットとデメリット

をご紹介します。

お宮参りとお食い初めはどう違う?

赤ちゃん

まずはお宮参りとお食い初めの違いについてご説明していきます!

お宮参りとは?

お宮参りとは、無事に赤ちゃんが生まれてきたことへ感謝をする行事です。

男の子は生後31日目、32日目頃、女の子は生後32日目、33日目頃に行う行事です。

お食い初めとは?

お食い初めとは、『一生食べ物に困らないように』という願いを込めて行う行事です。

お食い初めは生後100日から120日頃に行うため『100日祝い』という呼び方もします。

お食い初めでは、ママやパパが赤ちゃんを抱きながら赤ちゃんに食べ物を食べさせる真似をします。

赤ちゃんの歯が『石のように丈夫になりますように』という願いを込めて、石などの固いものに箸を当てる『歯固めの儀』も行います。

百日祝い(お食い初め)で用意するお祝い料理は、

【赤飯】
小豆の赤と白米で縁起のよい紅白を表します。
【鯛】
おめで『たい』の語呂合わせがよいことから、用意することが多いです。
【お吸い物】
吸う力が強くなり、どんどんミルクを飲んで大きくなりますようにという願いが込められています。
【香の物】
『香の物=幸の物』とかけて、準備します。
【煮物】
レンコン=穴があいていることから『将来を見通しやすくなる』、タケノコは力強くグングン伸びることから『大きくなってほしい』といった気持ちが込められています。

主食のご飯と汁物一品とおかず3品を組み合わせた『一汁三菜』が基本です。

それぞれに込められた意味や思いがあり、これを知っておくだけでも楽しいですね。

お宮参りとお食い初めを一緒にするメリットとデメリット

赤ちゃん

こちらではお宮参りとお食い初めを一緒にする際のメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

スケジュールが合わせやすい

お宮参りやお食い初めはパパやママだけでなく、両家の祖父母を呼んですることが多いです。

その為、お宮参りとお食い初めを分けるとスケジュールを合わせるのが大変です。

まとめて行えば、1日で済むのでいいですよ!

費用が抑えられる

お宮参りとお食い初めをまとめて行うことで費用が抑えられます。

移動に伴う交通費だったり、みんなで集まれば食事会を開催することもあるので、分けてすると全て2倍かかります。

まとめて行う方が、その分費用が安くなります。

赤ちゃんとママが余裕をもって楽しめる

お宮参りを30日頃に行う場合ですが、まだパパママはかなり忙しい日々を過ごしていると思います。

そういった意味でも、30日前後で実施する場合、なかなかお宮参りを楽しむ余裕がないかもしれませんね。

100日頃にすると、ママも赤ちゃんも少し落ち着いている時期になるので、余裕をもって楽しむことができるはずです!

デメリット

赤ちゃんの過程が楽しめない

まとめてすることで、どうしても写真撮影など同じタイミングになってしまいます。

その間の過程を思い出として楽しめなくなるので、違う写真やそれぞれの思い出を残したいという方は、別日で行うほうがよいでしょう。

準備が大変

お宮参りもお食い初めも準備するものがたくさんあります。

分けてやる場合、それぞれで準備をしなければいけないので、とても大変です。

当日のお宮参りをする場所や当日の食事や写真撮影などの予約も2回やることになるので、その手間がどうしてもかかってしまいます。

少しでも手間を省きたいという方は、同じ日でやることをおすすめします。

お宮参りとお食い初めを一緒にやった私の体験談

赤ちゃん

私の場合は、3人の子どもが冬生まれだったため、30日後にお宮参りをするとなると、季節は冬でした。

そのため、春になるまで待って、お食い初めと一緒にお宮参りも行いました。

赤ちゃんも3か月ごろになっていたのでお世話にも慣れて、時間もあったためゆっくり準備が出来ました。

春になってからお宮参りとお食い初めをして、最初から予定を先に組んでいたので、家族のスケジュールも合わせやすくてメリットもたくさんありましたよ♪

しかし、写真撮影をした際にお宮参りとお食い初めをまとめて同じ日に取ったので、同じ時期の赤ちゃんの写真になってしまったのは少し後悔しています。

お宮参りに行くのは後でも、写真だけ先に撮っておけば、その時の思い出になったのにと思っています。

赤ちゃんを出産されて、これからお宮参りやお食い初めを行う予定の方は是非参考にして頂けたら嬉しいです!

まとめ

お宮参りとお食い初めをまとめて行う事によるメリットやデメリットはそれぞれあります。

お宮参りとお食い初めを別々に行うのも一緒に行うのもどちらでも問題はありません。

それぞれのご家族の予定に合わせて、無理のないスケジュールを組むことをおすすめします♪

ご家族皆さんの思い出になる、お宮参りとお食い初めにしてくださいね♪

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