赤ちゃんの髪の毛で作る胎毛筆とは?失敗しないためのベストなタイミングに作り方も!

赤ちゃんが産まれた記念として、残したいと思うものは沢山ありますよね。

その中でも『赤ちゃん筆』をご存知ですか?

赤ちゃんのファーストヘアーをカットして筆を作り、記念に残すと言うものです。

いわゆるファーストヘアーをカットして作ると言うことは、一生に一回きりしか出来ない
ことなので、どのように作るのがいいか、どうしたらうまくいくかなど、気になることは多いですよね。

今回は赤ちゃん筆(胎毛筆)について、どんなものなのか、何のために作るのか、またいつ作るのがベストなタイミングなのか、ご紹介していきます!

赤ちゃんのファーストヘアーを使った胎毛筆とは?

赤ちゃん

胎毛筆とは、生まれてからハサミを入れて髪を切ったことが1回もない赤ちゃんの胎毛(ファーストヘアと言います)を使用して作られる筆のことです。

他の呼び名としては、誕生筆だったり産毛筆という言い方もあります。

胎毛筆というのは、お母さんのお腹の中で赤ちゃんを守る産毛のこと言います。

生まれたばかりの赤ちゃんの髪の毛は、やわらかくてふわふわですよね。

私は赤ちゃんの髪の毛を触ると落ち着くタイプで、いつも癒されてました(笑)

最初に赤ちゃんの髪をカットした時のみ、胎毛筆を作ることができるので、それは一生に一度しかない貴重な機会になるんです!

絶対にそのタイミングは逃したくないですよね!

胎毛筆の歴史

赤ちゃん

胎毛筆の歴史

胎毛筆を作るという習慣は、中国で千年以上も昔から作られていたという記録が残っているようです。

それが約300年前に日本に伝わり、今では一般的に子どもの誕生を喜ぶ記念品として、広まっています。

最近始まった習慣というわけではないので、ご自身の両親が自分の胎毛筆を知らない間に保存してくれていた、という方もいるかもしれませんね。

胎毛筆を作る時のベストなタイミングは?

赤ちゃん

赤ちゃんの筆を作るのはいつがベストなタイミングなのか、気になる方も多いですよね。

早すぎて髪が少なくて意味ないですし、遅くて髪がしっかりし過ぎてしまって、筆にまとめるのには適さなくなってしまったり。。

一般的に、胎毛筆を作るためにベストな時期・タイミングは生後半年から3歳ぐらいまでがおすすめだと言われています。

赤ちゃん筆を作るためには、髪の毛の長さが5cm、太さが概ね直径8mmぐらいが目安になるのですが、この基準をクリアするのがこの生後半年から3歳ぐらいまでの時期であることから、この時期が良いとされています。

3歳までOKということで、意外と遅くても大丈夫ということですね!

もちろんこの時期は目安になり、やはりいいタイミングというのには個人差があります。

生後6か月からとお伝えしましたが、生後6か月で筆を作ることができる赤ちゃんは、生まれた時から髪の毛がしっかりしているタイプの赤ちゃんになります。

なので、標準的なお子さんであれば、生後6か月であれば少し早いかもしれませんね。

3歳までOKなお子さんは、小さい時から髪が少なめのお子さんということになります。

ベストなタイミングというのは、「ヘアカットできるぐらい髪の毛が伸びてきた」状態になるので、そのタイミングを逃さないためにも、例えば早めに美容院などに相談して、いつがいいのかを決めるというのも良いかもしれませんね。

素敵な胎毛筆の作り方は?

あかちゃん

一生に一度しか作ることができないため、失敗のないようにしっかりと下調べしましょう。

赤ちゃんの髪の毛を切る前に、筆を作るのにどのくらいの髪の毛の長さが必要なのか、またどのくらいの量がないと作ることができないのか、確認をしておきましょう。

一番小さい筆を作る場合でも、髪の毛の長さは3cm以上、髪の量は5mm以上が必要です。

少なそうに見えますが、赤ちゃんの大きさから考えると意外と多かったりします。

胎毛筆の値段は10,000円から20,000円が一般的です。

ファーストカット方法は、美容院や理容店でプロにお願いするのがよいでしょう。

セルフカットでも大丈夫ですが、自信のない方は是非プロにお願いしてください。

プロに頼む利点としては、赤ちゃんが慣れていなくても、素早くカットしてもらえることです。

セルフカットの場合は、長さと量の基準を確認して失敗しないようにしてくださいね。

セルフカットのポイントはこちらです。

・髪の毛をブラッシング
・髪の毛の根本にクシを差し込む
・毛束を持ちながらクシの上の部分を切る
・カットした髪の毛の切り口を揃えてまとめる

長い分、多い分はあとで調整できるので問題ありませんが、短くなってしまわないよう気をつけてくださいね。

まとめ

ファーストカットを失敗しないためには、下調べをしっかりしてください。

思ったよりも短いとなってしまっては取り返しがつかないからです。

セルフカットに自信がなければ、経験のある理容店や美容室にお願いするのが一番いいですね。

最近では、筆を霧箱に入れて置いておくだけではなく、おしゃれなデザインで普段から飾っておくものもあります。

写真や手形と一緒に、名前や生年月日、生まれた時の体重や身長、手形足形が刻まれたものもあります。

小さい筆や、癖毛を活かした筆などもありとても可愛いですよね。

私は筆を作るのが高いと思い、自分でカットして束ねて母子手帳に挟んでいますが、こういった可愛いものがあると調べて、記念品としておけばよかったと後悔しています。

皆さんは後悔しないよう、しっかりとお調べくださいね!

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